不動産業者の買取事情
今回は不動産業者から見る買取についてお話したいと思います。
以前『メリットとデメリット』のお話をした際、
物件によっては「買い取ってくれる業者が見つからない」場合があるという事を
書いていました。
どうせ安く買うのなら、買い取ってくれてもいいじゃないか、
と考える方もいらっしゃるかと思います。
しかしそう簡単な話でもないのです。
結局は商売です、利益が出ないと不動産業者としては困る一方です。
これは絶対に買取先が見つからないだろう、とわかっている物件を買い取るのは、
不動産業者からしてみれば負担でしかありません。
ましてや売れないだろう事が確実だったしても、物件は物件。
どうしたって高い買い物になります。
大手不動産業者であれば資金の余裕がある場合もあるでしょう。
しかし経営がギリギリな不動産業者も多く存在するのが現状です。
そんなギリギリの中で資金面のリスクをわざわざ背負って
買取をするというのは不動産業者にとってはとても辛いものです。
銀行からお金を借りないといけないですし、
早期売却ができなければ資金は巨額化してしまい、負担が増える一方です。
こうなってくると不動産業者は嫌でも自分達の利益を考えてしまいます。
なんとかして売却しようとし、無理な営業をして
押し売りのような非常に迷惑な行動を取ってしまう事があるのです。
不動産業者としても、売主が大切にしていた物件を
そんな形で売却などしたくはありません。
様々なリスクを背負う事になる為、
結局不動産業者は、安く買い取ることしかできなくなるのです。
安く買うというのは、不動産業者側の悪意が絡んでる場合もありますが、
安くしないと買い取ることすら厳しい、という不動産業者も多いのです。
それ故に「うちでは買取は一切行っていないよ」という不動産業者も多いというわけです。
買取保証制度があるならどの不動産業者に頼んでも、
売れなくても最悪買い取ってもらえる
といったような考え方だけは絶対にしないでいただきたいのです。
仲介をするにしても買取を視野に入れるにしても
不動産業者としっかり相談した上で行動を起こしてください。
買取はやってない、という事が後から発覚しても、困るのは売主なのです。
ご参考までに、不動産業者の事情も少し知っていただければと思います。
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2011年12月16日 | コメントは受け付けていません。 | トラックバックURL |
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